このところ、パネライにおいて多くのモデルの勢いがある状態となっていますが、今回お伝えするのはPAM00113であります。
PAM00113は、2002年に出たモデルなのですが、PAM00003の裏スケ版といえる存在。113番登場時に3番が生産終了になったため、3番の後継モデルだといえます。
そんな113番でありますが、2017年以降は値下がり状態が続いており、2021年4月時点で約37万円といった様子でした。
2016年5月時点で113番は約45万円だったわけですから、異例の値下がりだったといえます。
そんな113番ですが、現在水準は約53万円と2016年5月を上回っている状態。
これは、113番の中古相場としては過去最高値といえる水準だといえます。
本記事で参考とした中古腕時計
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本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2021年4月 の安値 |
2024年2月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
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オフィチーネパネライ
ルミノールマリーナ PAM00113 |
中古 | 2年 10ヶ月 |
¥376,200 | ¥536,800 | 160,600 | 142.69% |
このところ、パネライで値上がり事例が多いといえますが、この113番といった世代の手巻きモデルは軒並み上がっているといえます。
1997年に登場した1番からの系譜だといえるのが、2番と3番、それと10番。2番は黒文字盤の2針モデル(ベース)で、3番は白文字盤、10番がベースの白文字盤であります。
そして、2002年それらが裏スケ化され、1番は111番。2番は112番、3番は113番、10番は114番となりました。
現在、111番と112番、114番が40万円台。1番、2番、3番、10番、そしてこの113番が50万円となっています。
この113番は、裏スケ世代としては、現在唯一の50万円台となっているわけで、特に評価されている状態だといえます。