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白文字盤は高くなっている、デイトナ16520

16520白文字盤は、去年の8月時点でボトム価格が約326万円となっていましたが、現在では約339万円といった状態。この半年間で約13万円値上がりしているのです。

ちなみに現在、白文字盤の“2番目に安価な個体”は約366万円と、さらに高い価格帯となっています。

その一方で黒文字盤は、同時期の比較で約21万円の値下がり状態であります。

白文字盤が13万円高という一方で、黒文字盤は21万円安。その結果、現在、16520における白対黒文字盤の相場差は26万円以上といった状態になっているわけで、『16520といった世代においても、白文字盤相場のほうがダントツに高くなった』といえます。

2016年に116500LNが登場するまで、20年近くにわたって、SSデイトナでは「黒文字盤のほうが高い(人気)」という常識がありました。

また、116500LN登場後も、11652016520といった、元来黒文字盤のほうが人気だった世代では、「黒文字盤のほうが高い」という現象が継続していたといえます。

そして、116500LN登場から時間が経っても、「白文字盤のほうが高値」とはならず、この5年ぐらいの間はでは「白文字盤と黒文字盤の間に大きな差がない」といった状態でした。

それが今、16520においても、白文字盤のほうが黒文字盤より高値となっているわけですから、かつての常識が大きく覆されたといった感覚になります。

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●この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。

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