2023年から、2000年前後といった時期に現行だったブルガリが値上がりするようになっていますが、特にK18といった高級素材は目立った上昇となっているといえます。
そんなK18ブルガリの中でも、このスクーバSD38Gについては、2023年よりも前といった時期から「値動きする傾向」があったのです。
では、そんなSD38Gは今、どういった状態になっているかというと、その答えは約89万円。
前回、このSD38Gをお伝えしたのは2018年11月でありますが、その際は約59万円でした。
SD38Gは、この5年3ヶ月という期間で30万円近い値上がりとなっているわけで、過去相場に対して1.5倍近い状態となっているのです。
本記事で参考とした中古腕時計
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本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2018年11月 の安値 |
2024年2月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
---|---|---|---|---|---|---|
ブルガリ
スクーバ SD38G |
中古 | 5年 3ヶ月 |
¥598,000 | ¥893,000 | 295,000 | 149.33% |
さて、このSD38Gの「2018年との比較で1.5倍」といった状態は、「どうなのか?」というと、他のK18ブルガリと同じような動き方だといえます。
例えば、スポーツクロノのCH35Gは2021年1月⇒2023年10月での残価率が150%。また、ブルガリブルガリのBB33PLは2022年4月⇒2023年7月で約142%という数値です。
それに対して、このSD38Gは2018年11月⇒2024年2月で約149%ですから、他のK18ブルガリに対して「抜きん出ている」わけではありません。むしろ、他のK18ブルガリのほうが、より短期間で1.5倍といった動きを見せているわけです。
このSD38Gは、CH35Gなどが“動かなかった時期”から値動きする傾向があったため、そういった過去の傾向を考慮すると、「他のK18ブルガリよりも値動きしている状態」になっていることを期待したかったと思います。