2023年1月時点で「2021年6月水準よりも安価」となっていた116718LNの緑文字盤。
近年、緑色を含んだロレックスが人気という印象がありますが、この116718LNについては、緑ロレックスの中で“値下がりが目立っていた”といえた状態でした。
そして、今年1月時点でも116718LN緑文字盤の値下がり傾向は続き、2024年1月水準は2023年1月よりも約54万円安となっていたのです。
2023年1月時点で「2021年6月よりも安値」だったわけですから、それより50万円以上も値下がりするというのは、びっくりな値動きだったといえます。
そんな116718LN緑文字盤でありますが、そういった状態を補正するかのように、3月の今になって上昇傾向に転じている様子があります。
現在水準は約683万円。1月水準に対して80万円近い上昇となっているのです。
本記事で参考とした中古腕時計
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本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2024年1月 の安値 |
2024年3月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
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ロレックス
GMTマスター2 緑文字盤 116718LN |
中古 | 0年 2ヶ月 |
¥6,038,890 | ¥6,835,160 | 796,270 | 113.19% |
この1年において、筆者はこの116718LN緑文字盤が気になっていたため、なるべくチェックするようにしていたのですが、最も安い時では580万円となっていました。
116718LN緑文字盤はそれを底値(近年における)として、現在までに回復傾向となっている様子があるわけですが、今の680万円台という水準になるまでは、筆者が予想していたよりも「早かった」といえます。
ただ、この116718LN緑文字盤は2021年6月時点で695万円だったため、大きく回復状態となっている現在水準をもってしても、未だ「2021年6月よりも安価」ということに変わりありません。
とはいえ、約683万円という現在水準は、2021年6月水準にだいぶ近づいた状態だといえます。