近頃、ロイヤルオークにおいて「目立った動きがない」といえますが、そんな中14790といった旧世代モデルに変化が生じている雰囲気があるといえます。
筆者は、14790の先祖ともいえる4100STを所有しているため、このあたりの値動きに敏感なのですが、このところ、こういった「かつてのメンズサイズ(36mm程度のロイヤルオーク)」が上昇気味だと感じるのです。
実際、白文字盤の14790ST.OO.0789ST.10については、現在418万円といった状況。これは、前回お伝えした2023年7月水準に対して約64万円の上昇であります。
また、それだけに限らず、14790ST.OO.0789ST.10の現在水準は記事でお伝えした価格としては過去最高値。2022年7月に14790ST.OO.0789ST.10は「400万円超え」となったことをお伝えしたのですが、その際は約408万円だったのです。
本記事で参考とした中古腕時計
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本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2023年7月 の安値 |
2024年3月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
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ロレックス
ロイヤルオーク 14790ST.OO.0789ST.10 |
中古 | 0年 8ヶ月 |
¥3,532,800 | ¥4,180,000 | 647,200 | 118.32% |
14790ST.OO.0789ST.10は、現在「2022年の高値水準よりも値上がり状態」となっているわけですが、こういった勢いが14790に限らず、この世代にある雰囲気があります。
特に、4100ST(青文字盤)は、現在500万円以上となっているわけですが、これもまた2022年の相場よりも高いと感じます。