去年の4月に1098万円に下落していたアクアノートの5168G-001。
これは、初のWGアクアノートであると同時に、レギュラーモデルとして初めて青文字盤が採用されたモデルであります。
そのため、デビュー時から注目度が高かったのですが、その後5168Gに緑文字盤の-010が登場。
緑のアクアノートは、5168G-010が初だったため、注目度が更に高く、それ以来「青文字盤」である5168G-001は、緑よりも安価といった存在となってしまいました。
そんな5168G-001でありますが、2024年3月の今、異変が起こっている様子があります。
というのも、現在5168Gにおいて、青文字盤のほうが高値となっているからです。
5168G-001の現在水準は約1211万円となっており、2023年4月水準に対して約113万円の上昇といった状況。その結果、緑文字盤水準を抜かしているのです。
本記事で参考とした中古腕時計
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本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2023年4月 の安値 |
2024年3月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
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パテックフィリップ
アクアノート 5168G-001 |
中古 | 0年 11ヶ月 |
¥10,980,000 | ¥12,119,000 | 1,139,000 | 110.37% |
現在、緑文字盤はボトム価格が1210万円、次に安価な個体が約1251万円。それに対して、こちらの青文字盤、5168G-001はボトム価格が約1211万円、次に安価な個体が1299万円と、緑文字盤よりも高いのです。
ボトム価格同士の比較では、1万円の差しかない状態でありますが、2番目に安価な個体を見ると、わかりやすく5168G-001のほうが高値といった様子になっているわけで、これまでの「緑が高い」という常識が覆されたといえる状況であります。
これまでも、「青対緑の相場差が狭まった」ということは何度かお伝えしてきましたが、ついに「青文字盤のほうが高くなった」ということになったわけです。