筆者は個人的に、ロレックスのオニキス文字盤が好きなのですが、このところ、「オニキス文字盤が格好良い」という声をよく聞きます。
オニキス文字盤の特徴としては、インデックスが基本なく、あったとしても6時位置と9時位置の2つのダイヤのみ。そういった「超シンプル」な魅力があるわけですが、その独特さがたまらないと思う人が多いのでしょう。
また、オニキス文字盤の設定があるモデルについては、通常文字盤からの文字盤交換ができたのですが、現在では交換不可。筆者が、かつてデイデイトをオニキス文字盤にしようと思った際、「ダイヤなしが15万円、ダイヤありが30万円」と案内されましたが、今となっては「交換できない」という回答であります。
そのためなのか、デイデイトの場合、通常文字盤の18238が現在230万円程度で購入可能である一方、オニキス文字盤となると680万円といったところ。オニキス文字盤か否かで450万円も違うのです。
そして、オニキス文字盤にはデイデイトの他にもう1つが存在。それが、今回お伝えするデイトジャストなのですが、16233と116233にオニキス文字盤の設定があったと思われます。
前回、116233のオニキス文字盤を記事で取り上げたのは、2023年1月でしたが、その際は約246万円となっていました。
ちなみに、この116233オニキス文字盤は、2017年7月時点では約93万円だったため、2017年⇒2023年で約153万円の値上がりをしたのです。
2023年1月時点では、18238のオニキス文字盤などがすでに600万円以上という水準に達していたため、116233オニキス文字盤がそういった伸びとなったのは自然だといえます。
ただ、この116233オニキス文字盤が凄いのは、現在までにかけても伸びているという点。
2024年3月の現在水準は、なんと約287万円となっているのです。
本記事で参考とした中古腕時計
本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2023年1月 の安値 |
2024年3月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
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ロレックス
デイトジャスト オニキス文字盤 116233 |
中古 | 1年 2ヶ月 |
¥2,468,400 | ¥2,878,000 | 409,600 | 116.59% |
116233オニキス文字盤は、2023年1月⇒2024年3月までの1年2ヶ月間で約40万円の上昇となったわけですが、この期間でこういった伸びとなるロレックスはあまりないといえます。
さらに、116233オニキス文字盤は、「ずっと値上がり」といえる状態であるわけですから、他のロレックスとは一線を画す動きをしているともいえるのです。