2015年に登場した大きなサイズのデイデイトは、それまでの「デイデイト2」から「デイデイト40」という名称に変化しました。
この世代は、まさに現行最新といえるモデルなのですが、プラチナに関しては、昨年『フルーテッドベゼル』が登場した際に、スムースベゼルの228206が生産終了となっています。
2000年に登場した世代などでは、フルーテッドとスムースベゼルのデイデイトがどちらもラインナップされていたのに、現行プラチナモデルではフルーテッドの登場をもってスムースが廃盤となったのです。
これまで、プラチナのデイデイトにフルーテッドがなかったのは、プラチナをフルーテッドに加工できなかったから。そういった理由でプラチナデイデイトのベゼルはスムースだったため、「あえてスムースを廃盤」としたのだと思います。
そんな228206でありますが、現在相場はどういった状況かというと938万円。
デビュー年である2015年の新品実勢価格よりもだいぶ高値となっているわけですが、実は、デイデイト2の218206(約929万円)とほぼ同じ相場であるのです。
本記事で参考とした中古腕時計
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本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2015年10月 の新品実勢価格 |
2024年3月 の中古安値 |
変動額 | 残価率 |
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ロレックス
デイデイト アイスブルーローマン 228206 |
新品 | 8年 5ヶ月 |
¥5,650,000 | ¥9,380,000 | 3,730,000 | 166.02% |
116世代と126世代とでは、「126世代のほうが高い」といった印象があり、現在デイトジャストでは116233が110万円~であるのに対し、126233となると約192万円~といった大きな“差”があります。
そういった事情があるにも関わらず、デイデイトの場合218206と228206との差がわずか9万円。
218206には、「デイデイト2という名称だった」という面白さがありますが、それでも相場差が10万円未満というのは、なんだか228206にお得感があるように感じます。