ロイヤルオークの15300STは、2005年登場の3針モデルでありますが、2012年により大きなサイズの15400STが出たタイミングで廃盤となっています。
15300STは39mm、15400STは41mmといったサイズなのですが、中古相場では「大きいほうが高い」、もしくは「新しいほうが高い(ヴィンテージ除く)」といった法則があるため、これまで15300STは15400STよりも少し安価といったポジションだったわけです。
しかし今、そんな15300STが躍進。
長らく、記事では白文字盤の15300ST.OO.1220ST.01をお伝えしているのですが、現在水準はなんと500万円以上となっているのです。
本記事で参考とした中古腕時計
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本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2022年11月 の安値 |
2024年3月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
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オーデマピゲ
ロイヤルオーク 15300ST.OO.1220ST.01 |
中古 | 1年 4ヶ月 |
¥4,680,000 | ¥5,328,000 | 648,000 | 113.85% |
なお、現在15300STで最も安価となっているのが、黒文字盤の15300ST.OO.1220ST.03。ただ、それを例としてもボトム価格は約498万円と「ほぼ500万円」といえる状態が見られます。
それに対して、15400ST系で最も安価な15400ST.OO.1220ST.02は約488万円といった状態。
15400ST.OO.1220ST.02よりも15300ST系全般のほうが高値となっているのです。
筆者は、2018年から積極的に15300STと15400STを記事でお伝えしたしてきましたが、「15400STよりも15300STのほうが高値」というのははじめて見ました。