現行モデルの金無垢青サブ116618LB。金無垢ロレックスというと4桁リファレンスの頃より定価が約11倍高いというぐらいかなりの高級モデル。
しかし、日本ではイエローゴールドという色が人気ないため、中古がかなりお買い得に買えるという存在。特に、5桁リファレンス時代の金無垢青サブは最も安いときでは100万円以下という価格でも買えた金無垢腕時計です。
ただ、その後の全体的なロレックスの値上がりで、金無垢モデルはどんなに安くても200万円前後という額まで上昇。
また現行モデルであるこの116618LBはそれより更に高く、現在の価格は約250万円。
かつて5桁が約100万円で買えたのに対して250万円という額は高値の花という印象でもあり、まさしく金無垢にふさわしい額だと思います。
しかし、他の時計に目を向けてみると、意外にお得だという見方もできるのです。
本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2015年3月 の安値(ヤフオク) |
2016年11月 の安値(楽天) |
変動額 | 残価率 |
---|---|---|---|---|---|---|
ロレックス
サブマリーナ 116618LB |
中古 | 1年 8ヶ月 |
¥2,400,000 | ¥2,570,400 | 170,400 | 107.10% |
それがノーチラスという存在。
現在、ステンレスのノーチラス5711/1Aが欲しいと思ったら、どんなに安い中古でもこの金無垢サブマリーナ116618LBより高いのです。
ステンレスのノーチラスはかつて80万円で売られていた時代もありますが、当時の常識でもステンレスの時計としてはかなり高い方。しかし、それでもさすがに金無垢のサブマリーナより高いということはありませんでした。
ちなみに80万円で売られていた時代のノーチラスは3800ですが、それと同時代の金無垢サブマリーナ16618と現在同水準の相場です。
つまり、
はいずれも現在ほぼ同じ相場かノーチラスのほうが若干高いのです。
ということは今ステンレスのノーチラスを買うなら、より豪華に見え、より安い116618LBを買ったほうがお得感が強いのです。
さらに116618LBは2015年との比較でも若干の値上がりという、相場が安定した状態。
ということで今250万円から300万円ぐらいでブレスレットタイプの時計を買いたいと思うなら、300m防水の最新金無垢モデルであるサブマリーナという選択が最もお買い得感のある買い物でしょう。