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現在相場考察

1年前とほぼ変わらない相場、ミルガウス116400白文字盤

2024年4月2日更新
ロレックスのミルガウス116400について斉藤由貴生が執筆。本記事では2023年4月の安値と2024年4月の安値を比較し現在相場を考察。この1年0ヶ月での変動は¥-8,000だった。

ミルガウス 白文字盤 116400についての考察(2024年4月)

2007年に電撃的な復活を果たしたミルガウスですが、昨年2023年の新作発表時に116400GVが消滅したことにより、再びシリーズ廃止状態となりました。

2007年に復活するまでミルガウスは、「幻のモデル」という印象があり、デイトナに匹敵するほど高値という傾向があったといえます。

しかし、2008年にリーマンショックが起こると相場が下落。そして、デイトナに匹敵する相場というポジションではなくなりました。

ただ、現在では再びのシリーズ廃止状態。またもや“幻”に戻ったといえるわけです。

そして、そんな『シリーズ廃止』から1年後の今、ミルガウスはどうなっているか。

その答えは、1年前とほぼ変わらない相場、であります。

本記事で参考とした中古腕時計

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本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2023年4月
の安値
2024年4月
の安値
変動額 残価率
ロレックス
ミルガウス
白文字盤
116400
中古 1年
0ヶ月
¥1,368,000 ¥1,360,000 -8,000 99.42%

1年前にシリーズ廃止となったのは116400GV。今回例とした116400白文字盤は2017年頃、すでに生産終了となっています。

ただ、116400にしてもミルガウスが再びシリーズ廃止」となったことは同じで、相場が反応しても不思議ではありません。

しかし、実際に「シリーズ廃止」となってから1年が経過した今になっても、6桁世代ミルガウスの相場は「ほぼ変化せず」という状態なのです。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
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