2021年頃から中古相場が伸び始めたカルティエ。特に90年代後半頃に現行だった世代が目立って上昇する印象がありますが、そんな中でも最も反応が乏しかったのがタンクフランセーズだったといえます。
タンクフランセーズといえば、女性向けモデルという印象があるかもしれませんが、実は男性用LMサイズも存在。
2000年代前半頃まで、LMサイズの3針自動巻モデルとクロノグラフは、それなりに知名度があったといえます。
タンクフランセーズの3針自動巻モデル、W51002Q3がようやく「目立った変化」となったのは2022年12月になってからで、その際『約21万円(2022年4月)⇒約29万円(2022年12月)』という変化をしていました。
そんなW51002Q3でありますが、現在までにかけてさらに上昇している様子があるのです。
本記事で参考とした中古腕時計
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本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2022年12月 の安値 |
2024年4月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
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カルティエ
タンクフランセーズ W51002Q3 |
中古 | 1年 4ヶ月 |
¥298,000 | ¥356,772 | 58,772 | 119.72% |
2022年12月に「あと一歩で30万円台」という状態だったW51002Q3ですが、現在水準は約35万円(ABランク以上のボトム価格)という状況。30万円台中盤といった価格帯になっているのです。
2017年5月から2022年4月まで21万円程度といった価格から長らく変化なしという状態だったW51002Q3が、約35万円という価格帯になったのは感慨深い感じます。