1年前に、この6119G-001をお伝えしたときは「定価を上回っている」といった状態でした。
当時、6119G-001は498万円といった水準。カラトラバという“非スポーツ系”、なおかつ“オーソドックスモデル”といえる存在が、“現行で定価超え”となるのは珍しい現象だったといえます。
しかしながら、6119G-001は下落傾向といった様子。
現在水準は、約448万円となっており、この1年で50万円近い値下がりとなっているのです。
本記事で参考とした中古腕時計
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本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2023年4月 の安値 |
2024年4月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
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パテックフィリップ
カラトラバ 6119G-001 |
中古 | 1年 0ヶ月 |
¥4,980,000 | ¥4,487,850 | -492,150 | 90.12% |
6119G-001は、縦サテングレーの文字盤にクルドパリといったデザインが「格好良い」と評判のモデル。
従来、クルドパリは不人気要素だといえましたが、それをモダンにアレンジし、現在の時計ファンに受け入れられた名作だといえます。
筆者としても、「6119G-001が欲しい」といっている声をよく聞くわけで、特段腕時計に詳しいという人でなくとも、6119G-001を認知。“格好良いモデル”と判断されていると思います。
ただ、そういった評判とは逆に、この1年で6119G-001の相場は値下がり状態。
中古相場が下落したのとは逆に、定価は1年前と比べて上昇してしまったため、現在6119G-001は「定価割れ」となってしまっています。
2021年に登場した6119G-001は、2022年以降500万円程度といった中古相場が続いていた印象でしたが、2024年4月の今、450万円程度といった状態になっているわけです。
そういった意味では今、6119G-001に対して「お得感」を感じる状況だと思います。