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現在相場考察

最も安価な4桁スポロレから脱却、サブマリーナ1680

2024年4月28日更新
ロレックスのサブマリーナー1680について斉藤由貴生が執筆。本記事では2023年3月の安値と2024年4月の安値を比較し現在相場を考察。この1年1ヶ月での変動は18万9200円の値上がりだった。

サブマリーナ 1680についての考察(2024年4月)

4桁世代のサブマリーナデイトをお伝えしたのは、約1年前。その際、1680は「4桁スポーツモデルで最も安価」といった状態でした。

しかし、それから1年で1680は値上がりしている様子があります。

昨年3月時点で、1680のボトム価格は約157万円となっていましたが、現在水準は176万円。この1年で約18万円の上昇となっているのです。

その結果、1680は「最も安価な4桁スポロレ」という位置から脱却したわけです。

本記事で参考とした中古腕時計

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本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2023年3月
の安値
2024年4月
の安値
変動額 残価率
ロレックス
サブマリーナ
1680
中古 1年
1ヶ月
¥1,570,800 ¥1,760,000 189,200 112.04%

1680は、この1年で10万円以上の上昇といった値動きになったわけですが、その一方であまり値動きしていないモデルも存在。

それがGMTマスターの1675なのですが、「青赤ベゼル」という人気要素でも、現在約162万円で購入可能となっているのです。

なお、1680には赤サブがありますが、そちらは高値となっているので同じ1680でも「4桁スポロレで最も安価」ではありません。

サブマリーナの場合、赤サブを除くと、デイトよりもノンデイトのほうが高値といった傾向があるため、長らく1680は「最も安価な4桁スポロレ」となっていました。

それが今、青赤ベゼルの1675よりも高値となっているわけですから、レアな出来事が起きているといえます。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
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