2015年にデイデイトは現行世代へとモデルチェンジ。その際登場したWGモデルが228239であります。
これまで、記事では現行世代デイデイトを取り上げたことがなく、今回が初であります。
デイデイトは、2020年頃まで世代問わず「あまり目立った値動きをしない」という傾向がありましたが、2020年8月頃から値動きをするようになった経緯があります。
そのため、今回は2020年8月時点の相場と、現在相場の比較をしたいと思います。
228239の銀文字盤(ローマンインデックス)は、2020年8月時点で292万円という状態でした。
当時のデイデイト中古相場は、18239世代が120万円程度、118209世代が160万円程度といった相場だったため、228239は現行とはいえ「抜きん出て高値」といった印象でした。
そして今でも、228239といった現行デイデイトは「かなり高い」といった印象があります。
では、228239の現在水準はどうかというと約591万円といった状態。
228239は、2020年8月から現在までにかけて300万円近い上昇となっているわけで、かつてのデイデイトに対するイメージでは考えられないぐらいの値動きをしているのです。
本記事で参考とした中古腕時計
本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2020年8月 の安値 |
2024年4月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
---|---|---|---|---|---|---|
ロレックス
デイデイト 銀文字盤(ローマン) 228239 |
中古 | 3年 8ヶ月 |
¥2,920,000 | ¥5,915,000 | 2,995,000 | 202.57% |
現行デイデイトには、「緑文字盤」が存在しますが、そちらは更に高値。現在、緑文字盤の228239は約648万円となっています。
「緑文字盤」といった人気文字盤でなくとも、228239は600万円近い水準となっているわけですが、こういった価格帯は、「デイデイト」というフラッグシップモデルらしいといえます。
ただ、先のように、2020年頃までデイデイトは「非スポーツ系」であるため、値動きしないという印象がったため、改めて2020年8月⇒現在の動きを確認すると、この4年間で大きく『デイデイト像』が変化したと感じます。