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現在相場考察

90万円台になった、サントスガルベW20099C4

2024年5月10日更新
カルティエのサントスガルベW20099C4について斉藤由貴生が執筆。本記事では2023年7月の安値と2024年5月の安値を比較し現在相場を考察。この0年10ヶ月での変動は¥143,000だった。

サントスガルベ W20099C4についての考察(2024年5月)

2022年頃から、サントスガルベの上昇が目立っていますが、今でもそういった状態は変わらずといった感覚があります。

特に現在、コンビモデルが伸びている印象があり、そのXLサイズであるW20099C4“更に高くなっている”といった状態であります。

昨年7月時点で、W20099C4約78万円という状態でしたが、現在水準は約93万円。この10ヶ月間で価格ステージが70万円台から90万円台になったのです。

本記事で参考とした中古腕時計

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本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2023年7月
の安値
2024年5月
の安値
変動額 残価率
カルティエ
サントスガルベ
W20099C4
中古 0年
10ヶ月
¥789,800 ¥932,800 143,000 118.11%

サントスガルベといえば、コンビの印象が強いといえますが、このXLサイズが登場した2005年頃は、サントスガルベの注目度が低く、特にコンビは不人気でした。

そのため、W20099C4は流通額が少なく、2022年頃までは「なかなか中古市場に出現しない」といった感覚があったほど。

それが、2023年からは中古個体が出るように変化したのですが、そういった状態であるにも関わらず、相場がきちんと上昇しているのです。

ちなみに、現在LMサイズのコンビモデルも上昇している雰囲気があり、依然としてサントスガルベは全体的に強いという印象があります。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
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