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現在相場考察

今が最も高値となっている、ヨットマスター2 116689

2024年5月12日更新
ロレックスのヨットマスター2116689について斉藤由貴生が執筆。本記事では2024年3月の安値と2024年5月の安値を比較し現在相場を考察。この0年2ヶ月での変動は¥551,100だった。

ヨットマスター2 116689についての考察(2024年5月)

今年の新作発表時に生産終了が発覚したヨットマスター2

しかしながら、そういったニュースがあるにも関わらず、どのリファレンスも反応しないという様子がありました。

そんな中、WGモデルの116689が、ようやく値上がり傾向となっている様子がみられます。

今年3月時点で116689473万円という状態でしたが、現在では約528万円

2ヶ月前に対して約55万円の上昇という様子を見せているのです。

本記事で参考とした中古腕時計

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本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2024年3月
の安値
2024年5月
の安値
変動額 残価率
ロレックス
ヨットマスター2
116689
中古 0年
2ヶ月
¥4,730,000 ¥5,281,100 551,100 111.65%

なお、今回の値動きによって116689はなんと「過去最高値更新」といった状態。

6桁世代のスポーツモデルといえば、2022年春頃が「過去最高値」という傾向がありますが、116689はその際470万円台だったのです。

それに対して、現在水準は520万円台。ですから、116689は、今が最も高値という状態であります。

ただ、この116689の動きは「ヨットマスター2のシリーズ廃止」ということよりも、6桁世代のK18スポーツモデルとして、116689抜きん出て安価だったという点が補正された、というように感じます。

定価の観点でも「レガッタクロノグラフ搭載」というコンプリケーションモデルという意味でも、116689500万円未満というこれまでの中古相場は『相対的に安値』だったといえます。

ですから、今の116689の相場は、“6桁”、“K18”という要素からして、自然な相場になったといえるわけです。

ちなみに、ヨットマスター2のYGモデルである116688は、現在約624万円という状態。約528万円にまで上昇した116689でありますが、依然としてYGに対して100万円程度安価という側面があります。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
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