今年の新作発表時に生産終了が発覚したヨットマスター2。
しかしながら、そういったニュースがあるにも関わらず、どのリファレンスも反応しないという様子がありました。
そんな中、WGモデルの116689が、ようやく値上がり傾向となっている様子がみられます。
今年3月時点で116689は473万円という状態でしたが、現在では約528万円。
2ヶ月前に対して約55万円の上昇という様子を見せているのです。
本記事で参考とした中古腕時計
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本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2024年3月 の安値 |
2024年5月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
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ロレックス
ヨットマスター2 116689 |
中古 | 0年 2ヶ月 |
¥4,730,000 | ¥5,281,100 | 551,100 | 111.65% |
なお、今回の値動きによって116689はなんと「過去最高値更新」といった状態。
6桁世代のスポーツモデルといえば、2022年春頃が「過去最高値」という傾向がありますが、116689はその際470万円台だったのです。
それに対して、現在水準は520万円台。ですから、116689は、今が最も高値という状態であります。
ただ、この116689の動きは「ヨットマスター2のシリーズ廃止」ということよりも、6桁世代のK18スポーツモデルとして、116689が抜きん出て安価だったという点が補正された、というように感じます。
定価の観点でも「レガッタクロノグラフ搭載」というコンプリケーションモデルという意味でも、116689の500万円未満というこれまでの中古相場は『相対的に安値』だったといえます。
ですから、今の116689の相場は、“6桁”、“K18”という要素からして、自然な相場になったといえるわけです。
ちなみに、ヨットマスター2のYGモデルである116688は、現在約624万円という状態。約528万円にまで上昇した116689でありますが、依然としてYGに対して100万円程度安価という側面があります。