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現在相場考察

30万円規模の上昇、シーマスタープロフェッショナル2153.80

2024年5月21日更新
オメガのシーマスター2153.80について斉藤由貴生が執筆。本記事では2022年10月の安値と2024年5月の安値を比較し現在相場を考察。この1年7ヶ月での変動は¥318,000だった。

シーマスター プロフェッショナル 2153.80についての考察(2024年5月)

オメガの金無垢モデルはあまり多くありませんが、中でもシーマスターのK18モデルは少ないといえます。

この2153.80は、シーマスタープロフェッショナルのYGモデルなのですが、見慣れた「シーマスター」の金バージョンというのが魅力的だといえます。

前回、2153.80を記事で取り上げたのは2022年10月ですが、その際は153万円となってしました。

それに対して、現在はどうなっているかというと、約184万円

2022年10月から現在までの1年7ヶ月で約31万円の上昇という動きをしているのです。

本記事で参考とした中古腕時計

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オメガ シーマスター プロフェッショナル 300m 2153.80 K18YG 分解清掃済 箱・保証書付

本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2022年10月
の安値
2024年5月
の安値
変動額 残価率
オメガ
シーマスター
プロフェッショナル
2153.80
中古 1年
7ヶ月
¥1,530,000 ¥1,848,000 318,000 120.78%

この2153.80、2018年時点では約88万円という状態だったのですが、その後相場が上昇。

2018年⇒2022年といえば、多くのオメガが目立って上昇傾向となりましたが、この2153.80も他のオメガ同様の動きをしていたといえます。

そして、2022年10月⇒2024年5月という期間でも、2153.8030万円規模の上昇となっているわけで、なかなか優秀な動きをするように感じます。

とはいえ、近頃におけるK18ブレスレットのメンズサイズ腕時計相場は、おおよそ180万円台が最低ラインといった感覚もあります。

また、この2153.80のライバルといえるタグホイヤー6000”のK18モデルは、現在200万円以上といった相場。6000のSSモデルは10万円未満という相場ですから、シーマスターのSSモデルの現在相場を考えると、180万円台という2153.80の現在相場には『お得』という側面があります。

以上のことや希少性を考慮すると、2153.80は検討する価値ある1本だというように思います。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
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