2021年において「目立った上昇」という様子を見せていたカルティエのパシャC。
このパシャCを皮切りに、中古相場が上昇するカルティエが増えてきたわけですが、当のパシャCは、その後、そこまで目立った変動を見せていない状態となっていました。
まして今、パシャCでは一部モデルにおいて『値下がり』という動きもみられるほど。2021年にパシャCの多くは20万円超えとなったのですが、グリッドピンクなど一部モデルでは「20万円を切った」という様子があります。
そんな中、W31044M7は久々に目立った上昇となっている状態。これは、2000年に登場したパシャC初の「ビッグデイト」搭載するモデルなのですが、現在他のパシャCよりも抜きん出て高値となっているのです。
本記事で参考とした中古腕時計
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本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2021年10月 の安値 |
2024年5月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
---|---|---|---|---|---|---|
カルティエ
パシャC W31044M7 |
中古 | 2年 7ヶ月 |
¥228,000 | ¥258,000 | 30,000 | 113.16% |
W31044M7の現在ボトム価格は、約25万円という状態ですが、数日前までボトム価格が27万円以上といった様子を見せていました。
また、そういった価格帯でも売り切れとなっている個体があるため、W31044M7は20万円台後半といった数値が妥当といえます。
W31044M7は2021年からしばらくの間、20万円台前半といった相場だったのですが、現在では20万円台後半といえる状態に変化したのです。
これまで、抜きん出て高いパシャCといえば、紺文字盤(W31047M7)が圧倒的でしたが、現在では、それよりも白文字盤ビッグデイトのほうが高値となっている様子。これもまた、興味深い現象だといえます。