腕時計投資新聞

腕時計の[買う・使う・売る]すべてを楽しむ専門サイト「腕時計投資ドットコム」
現在相場考察

青文字盤でも“15300STよりも安価”という現象が見られる、ロイヤルオーク15400ST.OO.1220ST.03

2024年5月31日更新
オーデマピゲのロイヤルオーク15400ST.OO.1220ST.03について斉藤由貴生が執筆。本記事では2023年1月の安値と2024年5月の安値を比較し現在相場を考察。この1年4ヶ月での変動は23万円の値上がりだった。

ロイヤルオーク 15400ST.OO.1220ST.03についての考察(2024年5月)

2022年3月において1200万円台という水準に達していた15400STの青文字盤。

しかしその後、大幅下落となり、2023年1月には半額状態となってしまっていたのです。

そんな15400ST.OO.1220ST.03でありますが、2023年1月⇒現在までの1年4ヶ月間において、そこまで目立った変動をしていない様子があります。

現在水準は、2023年1月水準に対して上昇傾向となっているものの、その上昇額は23万円といったところであります。

本記事で参考とした中古腕時計

※広告が含まれる場合があります

本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2023年1月
の安値
2024年5月
の安値
変動額 残価率
オーデマピゲ
ロイヤルオーク
15400ST.OO.1220ST.03
中古 1年
4ヶ月
¥6,150,000 ¥6,380,000 230,000 103.74%

このところ、ロイヤルオーク3針モデルでは、15400ST系の元気がない様子があるといえます。

特に銀文字盤の15400ST.OO.1220ST.02は、15300STよりも安価という状態。これまで、15400ST15300STでは、15400STのほうが高値というのが当たり前だったため、今のような状態は珍しいといえます。

そして、この青文字盤においても、15400STよりも15300STのほうが高値という現象があるのです。

現在、15300ST.OO.1220ST.02は約699万円である一方、15400ST.OO.1220ST.03は638万円15300STのほうが約61万円高となっています。

最後に、現時点の15300ST15400ST15500STの序列を以下に記録します。

【白・銀文字盤】

  • 15300ST.OO.1220ST.01 5,280,000円
  • 15400ST.OO.1220ST.02 4,180,000円
  • 15500ST.OO.1220ST.04 5,304,816
  • 【青文字盤】

  • 15300ST.OO.1220ST.02 6,996,000円
  • 15400ST.OO.1220ST.03 6,380,000円
  • 15500ST.OO.1220ST.01 7,425,000円
  • 15300ST15400STは、ロレックスでいう116世代、15500STは126世代だといえます。なお、現行モデルは15510STという型番です。

    白・銀文字盤、青文字盤ともに、15400STよりも15300STが高値。最も高いのが15500STという傾向があります。

    この記事の執筆者
    斉藤由貴生
    腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
    本コンテンツには、主観的評価、見解、想定における情報が含まれています。運営者及びコンテンツ提供者は、コンテンツ内容の正確性、確実性、完全性における保証を行いません。また、コンテンツ内容にかかわる損害・トラブル等に関する一切の責任を負いません。本サイトに記載されている情報は、特に断り書きがない限り、更新日時点での情報に基づいています。