ステンレスモデルだとエルプリメロムーブメント搭載として高値傾向の16520。
高値な理由はムーブメントだけでなく、116520と比べて“三つ目のフチ”が銀色でないという見た目も人気要素の1つだと思います。
なのにコンビモデルとなると、116523よりも16523のほうが安めなのです。
文字盤の雰囲気は16520と似ており、ムーブメントもエルプリ搭載なのに116523よりも安いのです。
そして、今年の夏には90万円を切る価格で販売されていたのです。
本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2016年8月 の安値(楽天) |
2016年11月 の安値(楽天) |
変動額 | 残価率 |
---|---|---|---|---|---|---|
ロレックス
デイトナ 16523 |
中古 | 0年 3ヶ月 |
¥888,000 | ¥969,840 | 81,840 | 109.22% |
90万円台後半でも、それと比べると10万円ぐらい相場が回復したという状況。
16520の場合、現在白文字盤も黒文字盤も130万円近くするという印象ですから、コンビの場合30万円以上も安いということになります。
それに対して116520と116523との価格差は、たった2000円。
現在、116520の白文字盤が105万円でコンビの116523は104万8000円で売られています。
つまり、エルプリだとコンビとステンレスの価格差は30万円のところ、自社ムーブメントになるとその価格差は無いに等しいのです。
よって、今買うならば、ステンレスだと116520、コンビならば16523が良いということになるでしょう。
しかし、その2択でもどちらにするかはかなり難しいところ。
過去の安値を考慮すると、
という結果になり、116520のほうが“値下がりリスク”、“お買い得度”どちらをとっても優秀です。
けれども16523は、エルプリメロという強みがあり、今の価格だけを取ると116520より10万円程度安く買えるという魅力もあります。
ただし重要なのは売るときのことを想定して買うということ。
つまり、いくら安いと思っても、売るときにそれより安くては意味がありません。
ですから今の価格は重要ではないのです。
しかし、それでも過去相場を重視するか、エルプリということを重視するかはかなり難しいところ。
とはいえ一つだけはっきりしているのは、16523のほうが希少性が高いということ。
よって、遠い将来を見越せば、希少性が高く、エルプリ搭載で、コンビという分かりやすいキャラクターの16523はなんだか高くなりそうだと感じます。