5032J-010は、筆者が個人的に好きなモデルとして、過去何度か取り上げています。
ケースサイズは36mmと、この世代のカラトラバとしては「ジャンボ」ともいえる大きさで、針は2つ。それでいてキャリバー240の自動巻ムーブメントを搭載しているというのが、グッときます。
また、針や文字盤インデックスの形状は、96系のデザインである一方、ベゼル部分はクロノグラフの5070系を思わせる、カラトラバらしからぬデザイン。そのバランスが絶妙で「個人的に好き」なのです。
5032J-010は決して有名なモデルではないため、2021年まで目立った変動をしていませんでした。
最初に取り上げた2016年8月から現在までの相場変遷は以下の通りです。
2021年までは「数年かけて6万円程度の値動き」にとどまっていたわけですが、2021年⇒2024年では一気に130万円といった単位の上昇をしています。
5032J-010はマニアックなモデルであるため、かつては「値動きしない」という印象でしたが、筆者のように「個人的に好き」と思った方がいたならば、“買ったほうが正解だった”といえる事例であります。
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