青文字盤、自動巻、メンズという条件で最も安価だといえるのが15000STでありますが、前回お伝えした2022年6月時点では約385万円に達していました。
そんな15000STの青文字盤でありますが、現在水準はどうなっているかというと、答えは約309万円。
2年前に対して、76万円もの値下がりとなっている状態であります。
本記事で参考とした中古腕時計
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本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2022年6月 の安値 |
2024年6月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
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オーデマピゲ
ロイヤルオーク 15000ST.OO.0789ST.05 |
中古 | 2年 0ヶ月 |
¥3,855,600 | ¥3,090,160 | -765,440 | 80.15% |
15000ST.OO.0789ST.05は、2020年頃まで130万円程度といった価格帯に位置していましたが、2021年7月になると約285万円に値上がりしていました。
そして、その後も上昇は続き、2022年2月3月といった時期には420万円台にまで達していたのです。
前回お伝えした2022年6月という時期は、全体的に値下がり傾向となっていたため、この15000ST.OO.0789ST.05も2022年2月3月よりは安い状態。とはいえ、380万円台という水準をキープしていました。
しかしながら、そこから今にかけて15000ST.OO.0789ST.05は更に値下がりとなったため、現在水準は約309万円といった状態です。
ちなみに、記事準備中に最も安価だった個体は約263万円。また、少し前までは280万円がボトム価格だった形跡があります。
上記のことを踏まえると、現在水準は2021年7月に近いとえるかと思います。
『現在水準が2021年並』というのは、ノーチラス5711/1A-010も同様。ただ、15000STと同じ世代のノーチラスは3800/1Aであります。
3800/1A-010の場合、現在水準が2021年6月よりも200万円程度も高値。他のモデルについても3800と同じような世代は、5711世代よりも下落幅が弱いといえます。
そういったことを踏まえると15000STは、旧世代ながら現行世代に匹敵するような値動きとなってしまったといえます。