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現在相場考察

第1世代のラージK18が約1014万円、アクアノート5065J-001

2024年6月27日更新
パテックフィリップのアクアノート5065J-001について斉藤由貴生が執筆。本記事では2021年2月の安値と2024年6月の安値を比較し現在相場を考察。この3年4ヶ月での変動は¥2,662,500だった。

アクアノート 5065J-001についての考察(2024年6月)

第1世代アクアノートのK18モデルは、第2世代と比べて「数がすごく少ない」といえるため、中古市場に出てくることが稀といった印象があります。

また、第1世代ではミディアムサイズがK18モデルに多い傾向があるため、ラージのK18、すなわち5065Jはめったに出てこないといえます。

そんなラージのK18アクアノートでありますが、今、ラバーベルトの5065J-001が売られています。

前回、この5065J-001をお伝えしたのは2021年2月でありますが、その際は748万円でした。

それに対して現在はどうなっているかというと、その答えは約1014万円

5065J-001は2021年2月と比較して、約266万円高くなっているのです。

本記事で参考とした中古腕時計

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本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2021年2月
の安値
2024年6月
の安値
変動額 残価率
パテックフィリップ
アクアノート
5065J-001
中古 3年
4ヶ月
¥7,480,000 ¥10,142,500 2,662,500 135.59%

筆者は個人的に、この5065J-001の値段を見て「思ったよりも高くない」と思ってしまいました。

1000万円台という価格は、決して安いとはいえないのですが、他の人気モデルの現在相場と比較すると、5065J-001といった希少モデルがこの値段というのは相対的に安価だと思ったのです。

ちなみに、ノーチラス5711/1A青文字盤の場合、2021年2月水準と現在水準とが「ほぼ同様」といえる側面がありますが、5065J-001の場合は260万円以上も値上がりしている状態であります。

そういった意味では、ノーチラスのほうがお得感があるともいえるのですが、それでも5065J-001約1014万円という価格は、今の基準からすると魅力的だと筆者は思います。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
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