2016年春頃までパネライは、ロレックスのように活発に値動きする様子があったのですが、2016年夏の下落トレンド以降は「元気がない」状態が継続。2017年からロレックスなど多くの腕時計が反発し、値上がり傾向となった一方、パネライは「相場が変わらない」とか「逆に値下がり傾向」といった様子があったのです。
そんなパネライでありますが、2023年夏頃から「久々に値動きする」という状態が見られるようなり、手巻きの白文字盤などは50万円台になる(3番 2021年4月:約38万円⇒2023年8月:約54万円)という動きをしています。
そうなると、55番といった存在も、2015年頃のように“SSよりも高値”といった状態に戻っても不思議でないわけですが、どうなっているかというと、やはりSSよりも明らかに高値といった状態が見られます。
2018年3月に約45万円となっていたPAM00055でありますが、現在では約69万円といった状態。
現在、55番と同世代の手巻きのSSモデルは50万円台といった水準ですから、『SSよりもチタンのほうが高値』という価格序列に戻ったといえます。
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