この128万円という16622のボトム価格は、過去最高値更新といって差し支えないないでしょう。
ただ、従来16622よりも安価だった16613は現在どういった状態かというと、ボトム価格が約139万円。過去最高値更新状態の16622よりも青サブのほうが10万円程度高値となっています。
また、16622といえば、以前の記事で何度もお伝えしたように「相場全体を示すかのような動き」といった傾向があったのですが、現在、相場全体を示しているとはいえません。
16622は過去最高値といった状態ですが、SSデイトナといった人気モデルの多くは2022年春水準よりも安価であります。
長らく、16622は「不思議と相場全体の動向を示すかのような動き」をする傾向がありましたが、ついにその現象が起こらなくなったといえます。
そういった意味で、「120万円台後半になった」ということよりも「相場全体を示さなくなった」ということのほうがインパクト大だと感じます。
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