2023年に「大きい方のエクスプローラー」としてデビューした224270。
エクスプローラーは「現行モデルが1型番のみ」という展開が数十年にわたって続いていましたが、224270以降は、36mmの124270と40mmの224270の2サイズ展開となっています。
こういった「サイズ違い」は市場でどう受け止められているかというと、歓迎されているといえ、この224270は『2番目に高値なエクスプローラー』いった状態です。
ちなみに、最も高値なエクスプローラーといえるのが1016。他のスポーツモデルは高い順に「現行⇒4桁⇒116世代⇒5桁」となっているケースが多いといえますが、エクスプローラーは「4桁⇒現行」となっているのです。
ちなみに、6桁以降のスポーツモデルは「セラミックベゼルが高値」となっていますが、この224270は現在、セラミックベゼルの114060とほぼ同じ相場となっています。
224270は、2023年に登場した最新の現行モデルでありますが、これまでセラミックベゼル最安値よりも安価といった相場となっていたため、「114060と並んだ」というのは大きな1歩だといえます。
本記事で参考とした中古腕時計
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本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2024年4月 の安値 |
2024年7月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
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ロレックス
エクスプローラー 224270 |
中古 | 0年 3ヶ月 |
¥1,360,000 | ¥1,485,000 | 125,000 | 109.19% |
224270は、今年4月時点で136万円がボトム価格となっていたのですが、現在では約148万円に変化。
3ヶ月前に対して約12万円の上昇となっているのですが、この動きが「セラミックベゼル最安値と並んだ」ということを実現したといえます。
4月時点では、中古相場で最も安価なセラミックベゼルよりも、224270のほうが安値となっていたのが、7月の今では“ほぼ同じ水準”。これは、歴史に残るような出来事だといえるでしょう。