さて、W31077U2は今回『20万円台⇒30万円台』という変化をしたため、パシャ38mmなどといった90年代世代モデルに見られる値動きの仲間入りをしたように見えます。
しかし、実はこのW31077U2の2012年1月水準は約31万円。
当時といえば、リーマンショック後で腕時計が全体的に安価だったわけですが、パシャシータイマーのW31077U2はその時期において、現在水準と同様だったのです。
つまり、パシャシータイマーの30万円台という現在水準には、『2012年並みに回復』といった要素があるわけで、過去最高値更新といった状態の90年代世代モデルとは性質が異なるわけです。
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