腕時計投資新聞

腕時計の[買う・使う・売る]すべてを楽しむ専門サイト「腕時計投資ドットコム」
現在相場考察

“目立った変動”が続いている、GMTマスター2 116713LN

2024年7月23日更新
ロレックスのGMTマスター2116713LNについて斉藤由貴生が執筆。本記事では2024年6月の安値と2024年7月の安値を比較し現在相場を考察。この1ヶ月での変動は10万5000円の値上がりだった。

GMTマスター2 116713LNについての考察(2024年7月)

今年5月頃から上昇傾向となっているGMTマスター2116713LNですが、7月現在でも“目立った変動”が続いています。

116713LNは、2006年にデビューした6桁世代GMTマスター2なのですが、「黒ベゼル、黒文字盤のみ」という展開ゆえか、これまで“目立った変動”となる印象はなかったといえます。

それが、5月頃から「1ヶ月で10万円の上昇」といった、短期間での価格変動を繰り返すようになったのです。

では現在、116713LNはどうなっているかというと約229万円という状態。

これは、6月水準に対して約10万円の上昇であります。

ロレックス GMTマスター2 116713LN¥2,050,000〜¥2,658,000(2024年12月3日現在)

本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2024年6月
の安値
2024年7月
の安値
変動額 残価率
ロレックス
GMTマスター2
116713LN
中古 0年
1ヶ月
¥2,193,000 ¥2,298,000 105,000 104.79%

116713LNは、3月時点で『1年で約13万円の上昇』という動きにとどまっていたのですが、5月から短期間で値動きするように変化しました。

3月⇒5月の2ヶ月間では約10万円の上昇。5月⇒6月の1ヶ月では約14万円の上昇。そして今回、6月⇒7月でも約10万円の上昇となっているのです。

3月時点で約194万円という状態だった116713LNですが、1ヶ月といった短期間で10万円単位の値動きを繰り返した結果、3月から現在にかけて35万円ほどの値上がりとなったことになります。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
本コンテンツには、主観的評価、見解、想定における情報が含まれています。運営者及びコンテンツ提供者は、コンテンツ内容の正確性、確実性、完全性における保証を行いません。また、コンテンツ内容にかかわる損害・トラブル等に関する一切の責任を負いません。本サイトに記載されている情報は、特に断り書きがない限り、更新日時点での情報に基づいています。