この1552.30を最初に紹介したのは2017年8月でありますが、その際は7万3800円で購入可能でした。
その約7万円という価格は、当時の「クォーツのコンステレーション」でよく見る相場だったため、1552.30は『珍しい永久カレンダー』ということが相場に考慮されていなかったといえます。
それが、2020年9月に1552.30は約11万円に到達。その時点で、他の同世代クォーツよりも高値となったため、1552.30の『永久カレンダー』という点が評価されていたといえるでしょう。
そして、現在水準は約14万円。値動き自体は、3年10ヶ月で3万円程度の上昇と緩やかながら、ずっと値上がり傾向だといえます。
なお、こういった「珍しい要素」を持つオメガは、急激に変化するという事例があります。
それが、デビルのジャンピングアワーなのですが、4853.61は2022年頃まで現在の1552.30と同じような価格帯となっていました。それがある時点から急激に上昇し、今では70万円程度に変化しています。
そのような事例があるため、『珍しい永久カレンダー』という要素がある1552.30も今後どういった評価になっていくかが気になります。
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