この5064A-001、前回記事で取り上げた2023年10月時点で約430万円でしたが、その前に取り上げた2022年1月時点では約368万円でした。
ですから、5064A-001は2022年以降において「ずっと値上がり傾向」という様子を見せているわけです。
それに対して、5066A-001は2022年以降、5064A-001のような分かりやすい上昇という動きをしておらず、ノーチラス5711/1A青文字盤のような動きをしているといえます。
つまり、5066A-001は2022年以降において、ずっと値上がり傾向とはなっていないわけです。
その結果、5064A-001が5066A-001水準にかなり迫った状態になったといえるのですが、かつての5064A-001の立ち位置を考えると、ここまで5066A-001に迫るというのは「凄い」という感想になります。
ちなみに、昔の記事でお伝えした各相場ですが、5064Aの2015年8月水準が約89万円、5066Aの2016年10月水準は約129万円でした。
2016年10月という時期は下落トレンドだったため、アクアノートも2015年8月よりも安価となっていたといえますが、その比較でも5066Aのほうが明らかに高値。2016年頃の相場では、機械式はクォーツの1.44倍高値だったとなります。
それに対して現在はどうなっているかというと、1.04倍という数値であります。
ちなみに、460万円という5064A-001を1.44倍すると約662万円となるわけですが、5066A-001のすべての個体を見ても660万円台というものは現在ありません。
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