ゴールデンエリプスは、2018年にモデルチェンジを実施。
その時、3738/100系が全て生産終了になり、それ以降、「エクストラジャンボ」のみの展開となっています。
また、『青文字盤+YG』というカラーリングも、2018年の生産終了タイミングで廃盤。
この配色は、ノーチラスの青文字盤のようなエリプスを代表するカラーリングであるのですが、その最も新しい存在がこの3738/100J-012なのです。
ちなみに、3738/100J-012は2005年デビューでありますが、その時同時に出たRGとWGとは異なり、YGは文字盤プレートがK18となっているのがツボであります。
ただ、現行当時の人気度はRGやWGのほうが高く、このYGの3738/100J-012は、最も不人気だったといえます。
というのも、先に述べたように、3738/100Jは1977年デビュー。RGとYGは、カラーリングが一新されている一方、3738/100J-012は1977年モデルと見た目がほぼ同じ。古いモデルとの『差』が分かりづらいのです。
しかし、エリプスファンになってしまえば、2005年より前の3738/100Jと、3738/100J-012の“わずかな差”が重要になってくるのです。
ですから私は、2017年にあえて3738/100J-012を購入したのですが、現在の3738/100J-012の評価を見ると、やはりこのモデルは価値があると感じます。
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