2019年頃まで「デイトナの次に人気」というポジションを担っていた116710BLNR。
しかし、2020年にサブマリーナーがモデルチェンジを受けた際、緑サブの116610LVが急上昇。それ以来、116710BLNRは、緑サブよりも安価となっている状況が続いています。
そうなって以降、116710BLNRの存在感は弱まり、緑サブとの差が広がっただけにとどまらず、目立った変動をしないように変化。その結果、他のモデルとの差も縮まったといえます。
そんな116710BLNRでありますが、この1年の値動きはどうなっているかというと、「ほぼ変わらない」という様子であります。
2023年8月時点で約216万円となっていたのですが、現在水準は約219万円。この1年で3万円程度の値動きにとどまっているのです。
本記事で参考とした中古腕時計
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本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2023年8月 の安値 |
2024年8月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
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ロレックス
GMTマスター2 116710BLNR |
中古 | 1年 0ヶ月 |
¥2,163,000 | ¥2,198,000 | 35,000 | 101.62% |
116世代のGMTマスター2といえば、近頃黒ベゼルの116710LNが「1ヶ月で10万円単位の上昇」を繰り返すなど、目立った上昇がみられます。
その一方で、以前から「大人気」というイメージがある116710BLNRは値動きをしていないわけです。
5年ぐらい前まで『ダントツに人気』という印象だった116710BLNRが、こういった状況となるのは意外だといえますが、『時期によって人気要素が変化する』という事例といえるかもしれません。