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現在相場考察

再び500万円未満といった相場に戻ってしまった、ヨットマスター2 116689

2024年8月17日更新
ロレックスのヨットマスター2116689について斉藤由貴生が執筆。本記事では2024年5月の安値と2024年8月の安値を比較し現在相場を考察。この0年3ヶ月での変動は¥-1,003,100だった。

ヨットマスター2 116689についての考察(2024年8月)

2007年にスポーツモデルの最高峰としてデビューしたヨットマスター2。その中でもWGは最も定価が高かったため、“真の頂点”といったモデルであります。

しかし、WGのヨットマスター2は唯一セラミックベゼルを採用していないためか、中古相場の観点では不人気。6桁世代のK18モデルは、現在500万円台といった感覚がありますが、今年3月時点で116689470万円台だったのです。

さて、ヨットマスター2といえば今年4月の新作発表時に全てのモデルが生産終了。シリーズ廃止となった経緯があります。

116689はそれに反応したのか、5月になると520万円台にまで上昇し、過去最高値となっていました。

そんな116689でありますが、現在水準はなんと約427万円といった状態。

5月に500万円以上となってからたったの2ヶ月で、再び500万円未満といった相場に戻ってしまったのです。

本記事で参考とした中古腕時計

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本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2024年5月
の安値
2024年8月
の安値
変動額 残価率
ロレックス
ヨットマスター2
116689
中古 0年
3ヶ月
¥5,281,100 ¥4,278,000 -1,003,100 81.01%

5月時点のボトム価格は約528万円だったわけですが、現在では約427万円。2ヶ月という短期間で100万円ほどの下落という状態であります。

なお、116689の2番目に安価な個体は約479万円、3番目は約482万円となっているのですが、こういったことからも、500万円割れという状態は、はっきりしていると感じます。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
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