2007年にスポーツモデルの最高峰としてデビューしたヨットマスター2。その中でもWGは最も定価が高かったため、“真の頂点”といったモデルであります。
しかし、WGのヨットマスター2は唯一セラミックベゼルを採用していないためか、中古相場の観点では不人気。6桁世代のK18モデルは、現在500万円台といった感覚がありますが、今年3月時点で116689は470万円台だったのです。
さて、ヨットマスター2といえば今年4月の新作発表時に全てのモデルが生産終了。シリーズ廃止となった経緯があります。
116689はそれに反応したのか、5月になると520万円台にまで上昇し、過去最高値となっていました。
そんな116689でありますが、現在水準はなんと約427万円といった状態。
5月に500万円以上となってからたったの2ヶ月で、再び500万円未満といった相場に戻ってしまったのです。
本記事で参考とした中古腕時計
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本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2024年5月 の安値 |
2024年8月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
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ロレックス
ヨットマスター2 116689 |
中古 | 0年 3ヶ月 |
¥5,281,100 | ¥4,278,000 | -1,003,100 | 81.01% |
5月時点のボトム価格は約528万円だったわけですが、現在では約427万円。2ヶ月という短期間で100万円ほどの下落という状態であります。
なお、116689の2番目に安価な個体は約479万円、3番目は約482万円となっているのですが、こういったことからも、500万円割れという状態は、はっきりしていると感じます。