5055G-001は、今回400万円台となったのですが、これは初の400万円台であると同時に、過去最高値といった状態であります。
ちなみに、ノーチラスなど人気モデルの多くが過去最高値となっていた2022年2月頃の5055G-001相場は約317万円となっていました。
2024年8月という時期に5055G-001は大きく上昇し、過去最高値を更新したわけですが、こういった評価になったのは他の同世代コンプリケーションモデルの相場が影響を与えたのではないかと推測できます。
というのも近頃、初代年次カレンダーの5035など、同世代のコンプリケーションモデルが軒並み400万円程度といった相場になっている様子。ですから、5055G-001もそれらと同様の相場になったのだといえる部分があります。
とはいえ、兄弟的なモデルである5054Gは378万円といった状態。
かつては、5054Gのほうが5055Gよりも高値だったことを考慮すると、5055G-001は「それ自体に対する評価が高まった」といえる部分があるといえるでしょう。
また、もう1つの兄弟的モデルである5085/1A-001も、今年6月時点で約408万円となっていた様子。ですから、黒文字盤の評価が特に高いともいえます。
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