ピラミッドといえば、文字盤に採用されているイメージがありますが、デイデイトや女性用デイトジャストの一部には、ベゼルに採用事例があります。
ピラミッドベゼルだけでもレアなのに、このオイスタークォーツは、ブレスレットまでもがピラミッドとなっているのです。
これは、19028というモデルなのですが、まさに19018の『上級版』といった存在。
現行当時、定価の観点では19018は最も高値だったわけですが、これはオイスタークォーツが当時のデイデイトにおいて最上級モデルだったことを意味します。そういった背景から、ピラミッドブレスレット採用という豪華な19028が投入されていたのだと思います。
ちなみに、19018は2020年春頃まで「100万円未満で購入可能」となっていましたが、2020年6月に100万円以上に到達。2021年6月時点では150万円台となっていました。
その時期、この19028は230万円台となっていたわけですから、やはり「ピラミッド」という希少性が評価されていたのだと思います。
ちなみに、オイスタークォーツのWGモデルである19019は、数が少ないためか2020年春時点でも「同世代の機械式よりも高値」となっていたため、レアなオイスタークォーツは以前から評価されていた経緯があります。
そして、そういった評価が「さらに評価」された結果、19028は400万円台になったのでしょう。
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