オメガのクロノグラフといえば、スピードマスターシリーズがありますが、シーマスターにもクロノグラフが存在します。
シーマスターはダイバーズウォッチでありますが、そのクロノグラフ仕様といえども、しっかり「高い防水性能」を維持。この2599.80は、3針と同様300m防水となっているのです。
ですから2599.80は、3針(2531.80)をそのままクロノグラフにしたといえるモデルであります。
当時も今も、3針とクロノグラフとでは、クロノグラフのほうが高値となっているわけですが、実際、新品時の実勢価格は、この2599.80のほうがだいぶ高値でした。
2001年当時の新品実勢価格は、3針(2531.80)が約15万円だったのに対し、この2599.80は約20万円。ちなみに、ムーンウォッチの3570.50は約17万円でした。
では現在、そんな2599.80の中古相場はどうなっているか、その答えは約28万円であります。
本記事で参考とした中古腕時計
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本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2001年4月 の新品実勢価格 |
2024年8月 の中古安値 |
変動額 | 残価率 |
---|---|---|---|---|---|---|
オメガ
シーマスター プロフェッショナル 2599.80 |
新品 | 23年 4ヶ月 |
¥207,900 | ¥281,600 | 73,700 | 135.45% |
近頃といえば、この世代のオメガの相場が上昇しているといえますが、2599.80も「かつての新品実勢価格超え」といった状態です。
ただし、2599.80の現状には、実は「お得感あり」という要素も存在。
先のように、クロノグラフ(2599.80)と3針(2531.80)とでは、クロノグラフのほうが本来は高値。
しかし、現在の中古相場では、クロノグラフ(2599.80)が約28万円なのに対し、3針(2531.80)は約30万円となっているのです。(いずれもABランク以上のボトム価格)
また、ムーンウォッチの3570.50についてはすでに50万円台という相場に達しているため、かつての新品実勢価格を考慮すると、この2599.80には安価といえる側面があるのです。