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現在相場考察

この1年でもしっかり高くなっている様子、タンクアビスW1534251

2024年8月30日更新
カルティエのCPCPW1534251について斉藤由貴生が執筆。本記事では2023年8月の安値と2024年8月の安値を比較し現在相場を考察。この1年0ヶ月での変動は¥814,000だった。

(CPCP) タンクアビス W1534251についての考察(2024年8月)

このところ、2000年前後に現行だったカルティエの中古相場が上昇している様子が目立っていますが、中でもCPCPの評価は以前では考えられないぐらい高くなったといえます。

筆者はCPCPが好きなため、以前から追っているのですが、今回取り上げるW1534251は2017年4月時点で約100万円で購入可能だったのです。

それが、2023年8月時点で約316万円に上昇。

以前では考えられないぐらい高くなったといえます。

さて、それからちょうど1年が経過したわけですが、現在のW1534251はどういった状態かというと、その答えはなんと約398万円

この1年でもしっかり高くなっている様子を見せています。

本記事で参考とした中古腕時計

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本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2023年8月
の安値
2024年8月
の安値
変動額 残価率
カルティエ
(CPCP)
タンクアビス
W1534251
中古 1年
0ヶ月
¥3,168,000 ¥3,982,000 814,000 125.69%

2023年8月時点でW1534251約316万円でしたが、現在では約398万円といった状態。1年で約81万円の上昇であります。

タンクアビスは、1つの竜頭で2つの時間帯を操作できるというコンプリケーションモデルでありますが、これはカルティエの自社製ムーブメントによるもの。なかなか見られない機能を搭載した珍しいモデルだといえます。

こういった要素を持ちながらも、長らく100万円程度、もしくは時期によっては100万円未満といった価格帯だったわけですが、1年前は約316万円、現在では約398万円といった状態。

1度評価されるようになると、評価がさらに高くなるという事例だといえます。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
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