2000年に新型となった6桁リファレンスのデイデイト。
それまでデイデイトといえば、主にイエローゴールド+フルーテッドベゼルのシブい時計という印象でした。
それがこの6桁モデルからは、
- スムースベゼル
- 3連ブレスレット
というデザインも選べるようになり、近代的かつ若々しさを取り入れた印象です。
更に、
- プラチナ専用色アイスブルー文字盤
- ローズゴールドケース
など新たに採用されたアイテムも。
特に、プラチナのアイスブルー文字盤はデイデイトとしてはかなり珍しい“有名なモデル”となりました。
そして、6桁時代のデイデイトにおける象徴的なモデルはそれまでのイエローゴールドに変わって、ホワイトゴールド+3連ブレスのモデルとなったのです。
ですから、現在流通するモデルの多くはホワイトゴールドであり、逆にイエローゴールドのモデルは探しても見つけづらくなりました。
特に、イエローゴールドと3連ブレスレットの組み合わせは、6桁時代のデイデイトという新しいデザイン要素とそれまでのデイデイトのイメージであるイエローゴールドという組み合わせで、今となっては非常にツボに見える時計なのですが、久しぶりに発見したという印象です。
本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2012年12月 の安値(ヤフオク) |
2016年11月 の安値(楽天) |
変動額 | 残価率 |
---|---|---|---|---|---|---|
ロレックス
デイデイト 118208 (P番) |
中古 | 3年 11ヶ月 |
¥1,239,000 | ¥1,674,000 | 435,000 | 135.11% |
現在、この記事の個体と同じく、
- 3連ブレスレット
- スムースベゼル
- ダイヤなし文字盤
というホワイトゴールドモデルは、150万円前後という感じですが、希少なイエローゴールドはそれより高いのです。
最近、白文字盤が黒文字盤より高いように、かつて不人気だったイエローゴールドがホワイトゴールドより高いというのは興味深い現象です。
ホワイトゴールドとイエローゴールド、どちらが高いかはモデルによって異なるのは間違いありませんが、この6桁リファレンスのデイデイトの場合、イエローゴールドのほうが高いというのには納得できます。
先にも書いたとおり、イエローゴールドのデイデイト、個体が少ないという希少性に加えて、3連ブレスにイエローゴールドという組み合わせが今となっては逆に新鮮に見えるのです。
ただし、この118208、実は今でもデイデイト36として現行のモデルです。
2012年と比べて約40万円値上がりしていますが、現行モデルとしてまだまだ数が増えていく可能性があるため、これ以上の値上がりはあまり期待できないでしょう。
2012年に買っておけば、今頃40万円ぐらいの値上がりだったので、「買っておけばよかった」と思わせてくれる1本です。