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現在相場考察

2022年2月水準と同等、デイトナ116528黒文字盤

2024年9月12日更新
ロレックスのデイトナ116528について斉藤由貴生が執筆。本記事では2021年1月の安値と2024年9月の安値を比較し現在相場を考察。この3年8ヶ月での変動は160万2000円の値上がりだった。

デイトナ 黒文字盤 116528についての考察(2024年9月)

116528を前回お伝えしたのは2021年1月。かなり期間が空いてしまったのですが、その際、黒文字盤は約437万円となっていました。

それに対して、現在水準は598万円

116528黒文字盤は、2021年1月から現在までの3年8ヶ月間で約160万円の値上がりとなっている状態です。

本記事で参考とした中古腕時計

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本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2021年1月
の安値
2024年9月
の安値
変動額 残価率
ロレックス
デイトナ
黒文字盤
116528
中古 3年
8ヶ月
¥4,378,000 ¥5,980,000 1,602,000 136.59%

116528は、2022年2月3月といった時期に高くなった後下落した経緯があるのですが、2022年2月水準のボトム価格は598万円。なんと現在水準と『同じ』であります。

ただ、3月4月において116528600万円以上となっていたため、現在水準は2022年のピーク時にまで回復したとはいえません。

とはいえ、2022年2月水準にまで回復しているのは確か。また、116528は2023年において、長らく500万円台中盤といった水準が続いていたため、現在の「600万円近い状態」というのは、結構な回復ともいえます。

実際、筆者が「500万円台(500-599)で買えるK18スポーツモデル」を見ていると、長きにわたって116528がその条件に当てはまったわけです。

しかし、現在の様子を見ると、そろそろその条件に当てはまらなくなりそうであるため、今、116528は何かと伸びているように感じます。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
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