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現在相場考察

約2年ぶりに上昇傾向、エクスプローラー214270前期

2024年9月14日更新
ロレックスのエクスプローラー214270について斉藤由貴生が執筆。本記事では2024年4月の安値と2024年9月の安値を比較し現在相場を考察。この5ヶ月での変動は6万8000円の値上がりだった。

エクスプローラー (前期文字盤) 214270についての考察(2024年9月)

今年4月に90万円割れとなっていたエクスプローラー214270ですが、現在水準は約96万円に回復している様子があります。

214270は2010年に登場したエクスプローラーの6桁世代モデルですが、2016年にマイナーチェンジ。前期と後期とでは相場が異なります。

長らく安価となっているのは前期のほうなのですが、回復状態にある現在でも、6桁世代のスポーツモデルとしては唯一100万円未満で購入可能という状態です。

本記事で参考とした中古腕時計

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本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2024年4月
の安値
2024年9月
の安値
変動額 残価率
ロレックス
エクスプローラー
(前期文字盤)
214270
中古 0年
5ヶ月
¥898,000 ¥966,000 68,000 107.57%

エクスプローラーは、2021年に世代交代をしましたが、その際生産終了が発覚した214270は急上昇。この前期文字盤は130万円台という水準となっていました。

それをピークとして、その後は100万円前後といった水準で落ち着いている傾向があったのですが、2023年夏から今年にかけて90万円前後といった状態に値下がりしていました。

今回、214270約2年ぶりに上昇傾向となったといえますが、現在水準はようやく2021年8月水準に戻ったといったところ。

214270前期は、長らく『100万円未満で購入可能な6桁世代スポーツモデル』といった立ち位置となっていますが、それがいつ変わるのか興味深いところだと思います。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
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