去年の夏頃から値上がりが続いているヨットマスターの現行モデルである126622。
前回お伝えした6月時点で青文字盤は約199万円という水準でしたが、現在では208万円といった状態。
去年の8月時点で126622青文字盤は約175万円となっていたことを考えると、現行ロレジウムが200万円超えという様子は、大きな1歩というようにも思えます。
本記事で参考とした中古腕時計
※広告が含まれる場合があります
本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2024年6月 の安値 |
2024年9月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
---|---|---|---|---|---|---|
ロレックス
ヨットマスター 青文字盤 126622 |
中古 | 0年 3ヶ月 |
¥1,998,000 | ¥2,080,000 | 82,000 | 104.10% |
なお、現在の208万円という水準は、2022年春のピーク時と同様であります。
そういった意味で、現在水準は過去最高値といえる状態。
ちなみに、現在の定価は173万2500円であるため、青文字盤の現在水準は「プレミアム価格」であります。
126622青文字盤が200万円超えということに対しては、「驚く」といった感覚があるといえます。
ただ、SSサブマリーナーの126610LN相場は約198万円といった水準であるため、126622にはお得感ありという部分も存在。
本来、SSよりもロレジウムのほうが上級かつ、定価も高値。しかし、中古市場で両者は近い相場となっているわけです。
ちなみに、かつてロレジウムはYGコンビ(ロレゾール)よりも高値という位置づけでした。
2010年代前半頃までの中古相場も、青サブ(16613)よりもロレジウム(16622)のほうがだいぶ高い相場となっていたのです。
それがいつからか、定価が「ロレジウムよりもコンビのほうが高値」に変化。また、人気度も下がったためか、ロレジウムはSSモデルと同様の中古相場となってしまっている側面があるのです。