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現在相場考察

200万円超えという様子、ヨットマスター126622青文字盤

2024年9月16日更新
ロレックスのヨットマスター126622について斉藤由貴生が執筆。本記事では2024年6月の安値と2024年9月の安値を比較し現在相場を考察。この0年3ヶ月での変動は¥82,000だった。

ヨットマスター 青文字盤 126622についての考察(2024年9月)

去年の夏頃から値上がりが続いているヨットマスターの現行モデルである126622

前回お伝えした6月時点で青文字盤は約199万円という水準でしたが、現在では208万円といった状態。

去年の8月時点で126622青文字盤は約175万円となっていたことを考えると、現行ロレジウムが200万円超えという様子は、大きな1歩というようにも思えます。

本記事で参考とした中古腕時計

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本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2024年6月
の安値
2024年9月
の安値
変動額 残価率
ロレックス
ヨットマスター
青文字盤
126622
中古 0年
3ヶ月
¥1,998,000 ¥2,080,000 82,000 104.10%

なお、現在の208万円という水準は、2022年春のピーク時と同様であります。

そういった意味で、現在水準は過去最高値といえる状態。

ちなみに、現在の定価は173万2500円であるため、青文字盤の現在水準は「プレミアム価格」であります。

126622青文字盤が200万円超えということに対しては、「驚く」といった感覚があるといえます。

ただ、SSサブマリーナー126610LN相場は約198万円といった水準であるため、126622にはお得感ありという部分も存在。

本来、SSよりもロレジウムのほうが上級かつ、定価も高値。しかし、中古市場で両者は近い相場となっているわけです。

ちなみに、かつてロレジウムはYGコンビ(ロレゾール)よりも高値という位置づけでした。

2010年代前半頃までの中古相場も、青サブ(16613)よりもロレジウム(16622)のほうがだいぶ高い相場となっていたのです。

それがいつからか、定価が「ロレジウムよりもコンビのほうが高値」に変化。また、人気度も下がったためか、ロレジウムはSSモデルと同様の中古相場となってしまっている側面があるのです。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
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