2021年に『5711/1Aの最後を締めくくるモデル』といった存在で登場した、緑文字盤の5711/1A-014。
デビューするや否や「大注目のレアモデル」となったわけですが、2022年4月時点における相場は8800万円といった水準でありました。
しかしその後、5711/1A-014は値下がり。前回お伝えした2023年5月時点では4884万円となっていたため、2022年4月水準の半値程度という状態に値下がりしていたのです。
そして5711/1A-014の値下がりは今にかけても継続。
現在、5711/1A-014は3480万円となっているのですが、これは2023年5月水準に対して1404万円の値下がりであります。
本記事で参考とした中古腕時計
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本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2023年5月 の安値 |
2024年9月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
---|---|---|---|---|---|---|
パテックフィリップ
ノーチラス 5711/1A-014 |
中古 | 1年 4ヶ月 |
¥48,840,000 | ¥34,800,000 | -14,040,000 | 71.25% |
2021年頃、ノーチラス5711/1Aの激レアモデルがいくつか登場しましたが、その多くは現在までにかけて下落傾向になっているといえます。
この5711/1A-014は、2022年時点で8800万円程度だったのが3480万円。ピーク時に対して5300万円以上の値下がりとなっているわけですから、かなり派手な下落だといえます。
また、ティファニーブルーの5711/1A-018は、2022年1月におけるオークション落札額が約7億3500万円でしたが、現在では約2億円といったところ。
5711/1A-018は2022年⇒2024年で5.3億円ほどの値下がりとなっているわけですが、残価率にすると26.94%となります。
それに対してこの緑文字盤は、2022年⇒2024年で39.55%という残価率。いずれも凄い値下がりでありますが、緑文字盤のほうがティファニーよりも残価が残っているといえます。