2017年に復活した“赤シード”の126600でありますが、2022年の夏以降、長きにわたって「あまり変わらない」という様子が続いていました。
126600は、デビュー時には「赤シードの復活」ということもあって大注目されたのですが、その後値動きは停滞気味に。デビュー年の新品実勢価格超えとなったのは2021年12月になってからなのです。
これは、他の同世代スポーツモデルと比べると「なかなかデビュー年超えしなかった」といえます。
ただ、126600はこれまで急上昇といったような目立った変動をすることがなかったため、2022年春以降の下落トレンド時にも大きな下落とはならなかった側面もあります。
126600は、2022年3月に198万円となっていたのですが、2022年7月時点では約181万円。2022年春⇒夏の下落額は16万円程度と他のスポーツ系と比べると「ほぼ下落していない」ともいえる動きでした。
その後、126600は2023年秋ごろまで長らく180万円前後といった水準が続きます。
そして、前回126600をお伝えした2023年10月には約190万円といった状態になり、「久々の値動き」となったのです。
2023年9月といえば、上昇トレンドがありましたが、1年前の126600の上昇はそれに影響されたといえます。
さて現在といえば、去年とは反対に『下落トレンド』といった雰囲気があるわけですが、この126600はどうなっているのでしょう。
本記事で参考とした中古腕時計
本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2023年10月 の安値 |
2024年10月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
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ロレックス
シードゥエラー 126600 |
中古 | 1年 0ヶ月 |
¥1,904,470 | ¥1,723,000 | -181,470 | 90.47% |
現在、126600は約172万円といった状態。1年前に対して約18万円の値下がりとなっています。
126600は、2022年の下落時に180万円前後となっていたわけですが、現在水準はそれよりも安価。
他のスポーツ系の場合、『2022年春に過去最高値⇒下落⇒回復』といった傾向が見られるため、2022年夏頃の下落時よりは高値といったケースが珍しくありません。
そういった意味で、126600の現在の様子はそれなりにインパクトがある値下がりだといえます。