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現在相場考察

2022年10月⇒現在で約25万円の上昇、サントスガルベW20041C4

2024年10月11日更新
カルティエのサントスガルベW20041C4について斉藤由貴生が執筆。本記事では2022年12月の安値と2024年10月の安値を比較し現在相場を考察。この1年10ヶ月での変動は¥250,200だった。

サントスガルベ W20041C4についての考察(2024年10月)

サントスガルベのLMサイズ後期モデルの時期に、限定版として文字盤インデックスがアプライド仕様のモデルが存在しました。

そのコンビモデルがW20041C4なのですが、この数年、目立った上昇となっている傾向があります。

前回、このW20041C4をお伝えしたのは2022年12月ですが、その時点で約54万円という水準に達していました。

実はこのモデル、筆者の友人に進めて一緒に購入したのですが、2020年当時では約26万円という金額だったのです。

それが2022年に50万円台に達したわけですから、驚いたわけですが、それから今にかけてもW20041C4の上昇は継続。

現在水準は、なんと約79万円に達しており、さらに「驚き」といえる動きになっているといえます。

本記事で参考とした中古腕時計

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本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2022年12月
の安値
2024年10月
の安値
変動額 残価率
カルティエ
サントスガルベ
W20041C4
中古 1年
10ヶ月
¥547,800 ¥798,000 250,200 145.67%

このW20041C4は、2022年10月⇒現在で約25万円の上昇となっているのですが、2020年頃まで「30万円未満でいつでも購入可能」といった状態でした。

それが、今や80万円近い水準になっていることに驚きます。

ちなみに、サントスガルベのLMサイズのコンビは、前期モデルに多く、後期モデルでは少ない傾向。逆にSSは前期に少なく、後期に多い傾向があります。

W20041C4は、後期時代に「限定版」して登場したため、中古相場では不思議と「通常版」よりも見かけるほど。

W20041C4限定版ではありますが、おそらく、通常文字盤の後期コンビのメンズサイズ自動巻の評価も、現在同じような水準になっていると思います。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
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