知名度があるブランド、なおかつ時計愛好家から評価されているムーブメントを搭載する総本山のモデル、であるにもかかわらず安くなった時計というのがコレです。
2009年の相場と比較して100万円単位の値上がりを果たした腕時計が多々ある中、本家エルプリメロというブランド力があるにも関わらず値下がりしたというのは注目です。
本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2009年12月 の最安値(ヤフオク) |
2016年2月 の最安値(楽天) |
変動額 | 残価率 |
---|---|---|---|---|---|---|
ゼニス
クロノマスターT エルプリメロ トリプルカレンダー |
中古 | 6年 2ヶ月 |
¥418,000 | ¥388,800 | -29,200 | 93.01% |
かつて時計ファンの所有腕時計コレクションに入っている率が高かったこのクロノマスターT。
ムーブメントではなく、時計としてのゼニス「エルプリメロ」と言われれば、このクロノマスターTを思い浮かべます。
特に白文字盤に革ベルトという組み合わせが最も人気があるモノでしょう。
さて、この時計、銘機エルプリメロを搭載しているだけでなく、
- 裏スケ
- カレンダー
- ムーンフェイズ
という人気機能を備えています。
さらに、上記のモノに関してはステンブレスブレスレット搭載。
季節を選ばない便利さからか、ステンレスブレスレットモデルは革ベルトに対して通常は割高価格。
黒文字盤が白文字盤に対して割高なのは承知の事実です。
しかしこのクロノマスターT、ステンレスブレスレット&黒文字盤を有していながらも対して革ベルトモデルとの価格差がないというのが不思議。
ロレックスに通用する常識はゼニスには通用しないということでしょう。
実際、先にも書いたとおり白文字盤&革ベルトの組み合わせが人気ですし、私も買うならこの組み合わせがよく感じます。
ただ、ファーストウォッチとして1本持つならばステンブレスが便利そう。
革ベルトモデルを買うと冬場、一週間に一度使うかどうか、という感じになりそうですから、ステンブレスを買ったほうが使用頻度の観点からはお得でしょう。
全体的に時計相場が上がっている現在、オメガクラスの価格帯で
- エルプリ
- ゼニス
- 定価100万円以上
というブランドが手に入るのは良いですね!