黒文字盤にピンクゴールドの組み合わせ、非常に魅力的な印象のこのランゲ1。
ランゲ1といえば、新品で買っても値上がり状態だったということを何度かお伝えしてきました。
しかしそんなランゲ1も、昨年の相場と比べると20万円近い値下がり状態です。
本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2015年7月 の安値(ヤフオク) |
2016年12月 の安値(楽天) |
変動額 | 残価率 |
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ランゲ&ゾーネ
ランゲ1 101.031 |
中古 | 1年 5ヶ月 |
¥2,580,000 | ¥2,397,000 | -183,000 | 92.91% |
20万円近い値下がりとはいえ、実はこの約240万円という現在価格、十数年前の定価を上回っています。
つまり、去年買って今売ったら約20万円以上の損となりますが、10年以上前にデパートで定価で買っていたならば、間違いなく値上がり状態なのです。
ですから、値下がり状態とはいえ、かつての定価よりも高いというランゲ1はやはり強い時計であることに違いはありません。
ちなみにランゲ1には、リトルという少し小さいモデルも存在しますが、そちらの相場は若干安いので比較する際は要注意。
ランゲ1、2010年頃の安い時期における相場も150万円前後という高水準なので、どんなに安い時期においてもかなり高級な部類の時計であることに違いはありません。
そして、そこから2015年頃にかけて、かなり評価されたランゲ1は300万円近い相場まで価格が上昇。
それと比べて、最近は若干落ち着いてきたという印象です。
ただ、このピンクゴールドと黒文字盤の組み合わせは比較的希少のため、少しでも欲しい人が増えたら再度値上がりする可能性も否めません。
特にパテックフィリップの場合、白文字盤のカラトラバより黒文字盤のほうが高いという現象も存在。
パテックフィリップと似たような価格帯に位置し、時計の品質もライバルといってよいランゲ&ゾーネ。
どことなく同じ匂いのする両者ですから、黒文字盤にピンクゴールドのランゲ1は今後、頭抜き出て高いということになるかもしれません。
いずれにしても、ピンクゴールドに黒文字盤という配色はかなり良いといえるでしょう。
特にランゲ1の場合、この黒文字盤はピンクゴールドかプラチナモデルにしか装着されていない模様。
つまり、黒文字盤をランゲ1で選ぶ場合、銀系であればプラチナ、黄系であればピンクゴールドということになる。
よって、より高価なプラチナと同じ系統に位置するピンクゴールドのランゲ1、非常にツボな存在だと思います。