ロイヤルオークといえば、15400STの銀文字盤が最も先に値動きするといった傾向がありますが、特に2022年からは“ロレックスよりも早い”といえるぐらいの存在になっていました。
しかしながら、そんな15400STはこの1年ぐらいあまり動かない様子。記事では、銀文字盤の15400ST.OO.1220ST.02を追っていますが、1年前と現在水準は「ほぼ変わりない」ともいえる状態となっています。
そのため、ロイヤルオークは値動きしないという印象になるわけですが、2針のエクストラシンは『下落気味』となっているなど、このところ元気がない様子が見られます。
ただ、その一方で今「伸びている」ロイヤルオークが存在。
それが、15300STの青文字盤、15300ST.OO.1220ST.02であります。
本記事で参考とした中古腕時計
本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2023年3月 の安値 |
2024年10月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
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オーデマピゲ
ロイヤルオーク 15300ST.OO.1220ST.02 |
中古 | 1年 7ヶ月 |
¥5,980,000 | ¥6,996,000 | 1,016,000 | 116.99% |
前回、15300ST.OO.1220ST.02をお伝えしたのは2023年3月ですが、その時点では598万円となっていました。
それに対して、現在水準はなんと約699万円。2023年3月⇒2024年10月で約101万円の値上がりとなっているのです。
ちなみに、15400STの青文字盤は現在約623万円といった状態で、2023年春水準との比較での値動きは10万円程度であります。
そういった意味で、15300ST.OO.1220ST.02は抜きん出て「高値」となっているわけですが、現在水準は過去最高値更新という状態でもあります。
15300ST.OO.1220ST.02は、特に今、評価されているロイヤルオークだといえ、3針の中で1番人気といえる存在感になっていると感じます。
15300STは、近代的なモデルでありながら、39mm程度と程よい大きさで、見た目のバランスがとても良いという魅力があります。
15300ST.OO.1220ST.02のこういった評価は、上記に述べたような15300STならではの良さが影響しているのではないかと思います。