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現在相場考察

約101万円の値上がり、ロイヤルオーク15300ST.OO.1220ST.02

2024年10月13日更新
オーデマピゲのロイヤルオーク15300ST.OO.1220ST.02について斉藤由貴生が執筆。本記事では2023年3月の安値と2024年10月の安値を比較し現在相場を考察。この1年7ヶ月での変動は¥1,016,000だった。

ロイヤルオーク 15300ST.OO.1220ST.02についての考察(2024年10月)

ロイヤルオークといえば、15400STの銀文字盤が最も先に値動きするといった傾向がありますが、特に2022年からは“ロレックスよりも早い”といえるぐらいの存在になっていました。

しかしながら、そんな15400STこの1年ぐらいあまり動かない様子。記事では、銀文字盤の15400ST.OO.1220ST.02を追っていますが、1年前と現在水準は「ほぼ変わりない」ともいえる状態となっています。

そのため、ロイヤルオークは値動きしないという印象になるわけですが、2針のエクストラシンは『下落気味』となっているなど、このところ元気がない様子が見られます。

ただ、その一方で今「伸びている」ロイヤルオークが存在。

それが、15300STの青文字盤、15300ST.OO.1220ST.02であります。

本記事で参考とした中古腕時計

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AUDEMARS PIGUET オーデマピゲ ロイヤルオーク 15300ST.OO.1220ST.02 ブルー文字盤 シースルーバック 腕時計【ISEYA】

本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2023年3月
の安値
2024年10月
の安値
変動額 残価率
オーデマピゲ
ロイヤルオーク
15300ST.OO.1220ST.02
中古 1年
7ヶ月
¥5,980,000 ¥6,996,000 1,016,000 116.99%

前回、15300ST.OO.1220ST.02をお伝えしたのは2023年3月ですが、その時点では598万円となっていました。

それに対して、現在水準はなんと約699万円2023年3月⇒2024年10月で約101万円の値上がりとなっているのです。

ちなみに、15400STの青文字盤は現在約623万円といった状態で、2023年春水準との比較での値動きは10万円程度であります。

そういった意味で、15300ST.OO.1220ST.02は抜きん出て「高値」となっているわけですが、現在水準は過去最高値更新という状態でもあります。

15300ST.OO.1220ST.02は、特に今、評価されているロイヤルオークだといえ、3針の中で1番人気といえる存在感になっていると感じます。

15300STは、近代的なモデルでありながら、39mm程度と程よい大きさで、見た目のバランスがとても良いという魅力があります。

15300ST.OO.1220ST.02のこういった評価は、上記に述べたような15300STならではの良さが影響しているのではないかと思います。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
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