ロレックス初のラバーベルトタイプのモデル(正式名称はオイスターフレックスブレスレット)として、2015年にデビューしたヨットマスターの116655。
初のラバーベルトという尖った要素ゆえか、デビュー時に大注目された結果、長らくデビュー時相場が一番高値となっていました。
しかし、2020年夏にデビュー時水準を上回ると、その後は「上昇⇒上昇」といった動きに転じます。
これまで記事でお伝えした水準として最も高値だったのは、2022年2月の約459万円でしたが、その後は値下がし、2022年11月には398万円となっていました。
ただ、それからちょうど1年後の2023年11月には上昇傾向となり、116655は400万円以上に回復したのです。
そんな116655でありますが、それから今にかけて下落傾向となっている様子。
現在水準は、約363万円ですが、これは2022年春以降において最も安値といえる状態になってしまっているのです。
本記事で参考とした中古腕時計
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本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2023年11月 の安値 |
2024年10月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
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ロレックス
ヨットマスター 116655 |
中古 | 0年 11ヶ月 |
¥4,123,300 | ¥3,639,000 | -484,300 | 88.25% |
この116655のように、2022年2月に過去最高値を記録し、その後は下落となったモデルは多々ありますが、『2024年10月水準が最も安価』となっているモデルは稀だといえます。
他のモデルの場合、2022年冬頃までに大きく下落し、それから今にかけて回復といった傾向が見られるのですが、この116655の場合は、それと大きく異なる動き。『2022年11月に400万円割れ⇒2023年11月に回復』となったのが、2024年に最も安価(2022年春以降として)となっているわけですから、不思議な動きともいえます。