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現在相場考察

2022年春以降において最も安値といえる状態、ヨットマスター116655

2024年10月14日更新
ロレックスのヨットマスター116655について斉藤由貴生が執筆。本記事では2023年11月の安値と2024年10月の安値を比較し現在相場を考察。この0年11ヶ月での変動は¥-484,300だった。

ヨットマスター 116655についての考察(2024年10月)

ロレックス初のラバーベルトタイプのモデル(正式名称はオイスターフレックスブレスレット)として、2015年にデビューしたヨットマスター116655

初のラバーベルトという尖った要素ゆえか、デビュー時に大注目された結果、長らくデビュー時相場が一番高値となっていました。

しかし、2020年夏にデビュー時水準を上回ると、その後は「上昇⇒上昇」といった動きに転じます。

これまで記事でお伝えした水準として最も高値だったのは、2022年2月の約459万円でしたが、その後は値下がし、2022年11月には398万円となっていました。

ただ、それからちょうど1年後の2023年11月には上昇傾向となり、116655400万円以上に回復したのです。

そんな116655でありますが、それから今にかけて下落傾向となっている様子。

現在水準は、約363万円ですが、これは2022年春以降において最も安値といえる状態になってしまっているのです。

本記事で参考とした中古腕時計

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ロレックス ヨットマスター 40 ウォッチ 116655(ランダム) K18PG/ラバー メンズ時計 ブラック 仕上げ済 美

本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2023年11月
の安値
2024年10月
の安値
変動額 残価率
ロレックス
ヨットマスター
116655
中古 0年
11ヶ月
¥4,123,300 ¥3,639,000 -484,300 88.25%

この116655のように、2022年2月に過去最高値を記録し、その後は下落となったモデルは多々ありますが、『2024年10月水準が最も安価』となっているモデルはだといえます。

他のモデルの場合、2022年冬頃までに大きく下落し、それから今にかけて回復といった傾向が見られるのですが、この116655の場合は、それと大きく異なる動き。『2022年11月に400万円割れ⇒2023年11月に回復』となったのが、2024年に最も安価(2022年春以降として)となっているわけですから、不思議な動きともいえます。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
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