腕時計投資新聞

腕時計の[買う・使う・売る]すべてを楽しむ専門サイト「腕時計投資ドットコム」
現在相場考察

ピーク時とほぼ同じ水準に回復、ヨットマスター116621ブラウン文字盤

2024年10月16日更新
ロレックスのヨットマスター116621について斉藤由貴生が執筆。本記事では2024年4月の安値と2024年10月の安値を比較し現在相場を考察。この0年6ヶ月での変動は¥172,000だった。

ヨットマスター ブラウン文字盤 116621についての考察(2024年10月)

ヨットマスターは、1992年に「スポーツ系の最高峰」としてデビュー。当初はYGモデルしか存在しませんでした。

それが、1990年代後半になるとボーイズサイズにコンビモデルが登場。また、1999年にはロレジウムが追加されています。

そんなヨットマスターでありますが、“メンズサイズのコンビモデル”が登場したのは、5桁世代のモデルとしては、最も後。2003年であるのです。

そのため、メンズサイズのコンビモデルが6桁世代になったのは、2016年と遅く、その際デビューした116621は、その後すぐに126世代に移行したため、結果的に3年しか生産されなかったといえます。

そんな116621でありますが、そのブラウン文字盤は現在上昇傾向となっている様子。

今年4月時点では約215万円だったのが、現在では約232万円となっているのです。

本記事で参考とした中古腕時計

※広告が含まれる場合があります

本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2024年4月
の安値
2024年10月
の安値
変動額 残価率
ロレックス
ヨットマスター
ブラウン文字盤
116621
中古 0年
6ヶ月
¥2,156,000 ¥2,328,000 172,000 107.98%

116621(ブラウン文字盤)は、この半年で約17万円の上昇となったわけですが、この値動きによって、2022年春のピーク水準と「ほぼ同じ」という状態になったといえます。

116621は、2022年2月に約235万円となっていたわけですが、現在では約232万円ピーク水準との差が2万円といったところまで回復しているのです。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
本コンテンツには、主観的評価、見解、想定における情報が含まれています。運営者及びコンテンツ提供者は、コンテンツ内容の正確性、確実性、完全性における保証を行いません。また、コンテンツ内容にかかわる損害・トラブル等に関する一切の責任を負いません。本サイトに記載されている情報は、特に断り書きがない限り、更新日時点での情報に基づいています。